
この時期になると介護福祉士の試験の事を思い出す。
令和7年度は1月26日が試験となっていますね。
試験の内容が少し変更になったようなので説明してい行きたいと思います。
介護福祉士とは
介護に関する専門的な知識や技術を有する唯一の国家資格です。
今度の介護福祉士試験には「パート合格」制度が導入されるそうです。
パート合格って?これから介護福祉士を受験しようと思っている方、
簡単に説明したいと思います。
制度の概要として
2025年度から導入される介護福祉士国家試験の新たな制度、「パート合格」。
これは、試験を3つのパートに分割し、
各パートごとに合格・不合格を判定する制度です。
A
人間と尊厳と自立
介護の基本
社会の理解
人間関係とコミュニケーション
生活支援技術
B
こころとからだのしくみ
発達と老化の理解
認知症の理解
障害の理解
医療的ケア
C
介護過程
総合問題
この中から例年と変わらず、計125問出るようになっている。
パート合格のメリット
柔軟な受験が可能となる。
全てのパートを一括で受験するのではなく、自分状況、
ペースに応じて合格を目指すことができます。
学習の効率アップ
不合格だったパートに絞って学習を進めることができ、
自分の苦手なパートに対して効率的な学習が可能になります。
受験者増加の期待が高まる。
働きながら資格取得を目指す人や、日本語が母語でない人にとって、
大きなメリットとなります。
パート合格の仕組み
試験の分割。上記にもあるように、筆記試験の13科目が3つのパートに分割されます。
合格基準は各パートの平均得点に基づいて設定されます。
合格したパートの有効期限は2年間です。不合格だったパートは、
次回以降の試験で再受験できます。2年目受験の時は初受験時に
1個でもパート合格があると2年目合格のハードルが下がりますね。
その他
制度導入の背景には介護福祉士の資格取得者の減少を食い止め、
人材確保を図ることが目的となっているようです。
我が国では、少子高齢化が進んでいる中、介護を必要とする利用者の増加が見込まれ、
2040年までに新たに約57万人の介護人材の確保が必要とされています。
また、認知症高齢者や高齢単身世帯の増加等に伴い、高い専門性を有する
介護人材の確保が今後の問題となっているそうです。
勉強は私的には12月からでもみっちりやれば大丈夫だと思っています。
もちろん早めに勉強するに越したことはないですが、
人には様々な理由があって勉強したくてもできない環境の方もいらっしゃいますよね。
まだまだ時間はあります。今からでも頑張って行きましょう。
※詳細は厚生労働省のホームページで、制度の詳細な情報を確認できます。
まとめ
パート合格制度の導入により、介護福祉士の資格取得のハードルが下がり、
より多くの人が資格を取得できるようになることが期待されます。しかし中には
利用者様へ提供する介護のサービスの質の低下が懸念されているようです。
介護業界の人手不足が解消されたらいいですね。
この制度を活用して、ぜひ介護の現場で活躍してみませんか?
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